About the Exhibition

染谷悠子

2010年5月8日(土) - 6月19日(土)
小山登美夫ギャラリー京都
オープニングレセプション 5月8日(土) 6:00 - 8:00pm
*[アーティスト・トーク] ギャラリー内 :5月8日(土) 5:30pm -(ご予約不要)
  • 染谷悠子 展 2010
  • I am afraid time comes when roses to wither, 2010 ©Yuko Someya

» 作品紹介

染谷悠子はパネルにキャンバス、そして和紙を張り、そのやわらかな風合いを生かしながら、繊細な筆致と色彩で架空の世界を描きます。登場するモチーフの多くは花や鳥、樹木、動物ですが、これらはまず「言葉を綴るように、鉛筆を動かしていく」と語る作家によって、淡く細密画のように細かい線で形づくられます。そして版画用のインクであるリトインク、ストックされているという色をつけた和紙、時には水彩で、濁らないよう入念に色が重ねられていきます。
その繊細さ、綿密さとは一見対照的に、画面上には十分な余白がとられています。それによってモチーフはある種の浮遊感を与えられ、それらが紡ぐ物語、そしてその続きへと、鑑賞者を誘うかのように強い輝きを放ちます。

» 展覧会について

展示作品のひとつである「薔薇の花の枯れる時をおそれる」について、染谷はこんな言葉を寄せています。「薔薇の花達に身をよせている白い生き物がいる。薔薇の花にまぎれて臭いを消し、花の姿に憧れをもち、羨んで花を嫌い、自分の場所だと支配する。心は矛盾でグラグラ動いているのにそこから動かない。その白い生き物は(絵の)外に目線を向けている」。
このほか、本展では白いバクと蝶が登場する横360cmにおよぶ4枚組の作品を含めた、約6点の作品を展示いたします。この機会に是非ご高覧ください。

» 作家プロフィール

染谷悠子は1980年千葉県生まれ。2004年、東京造形大学美術学科卒業。2006年、東京藝術大学大学院美術研究科絵画科版画専攻修了。
小山登美夫ギャラリーでは2007年に初個展。2008年にはRichard Heller Gallery(サンタモニカ、カリフォルニア)でグループ展に参加しています。2004年には、町田市立国際版画美術館の全国大学版画展において、収蔵賞/観客賞を受賞しました。

お問い合わせ先:

[ 小山登美夫ギャラリー 京都 / TKGエディションズ 京都 ] プレス担当:藤川二葉 TEL:075-353-9994

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