Home » Exhibitions » ヴィヴェケ・タンベルグ 展 2004
About the Exhibition
ヴィべケ・タンベルグ 展
- 2004年6月8日(火) - 7月3日(土)
- 小山登美夫ギャラリー(新川)
- オープニングレセプション 6月8日(火) 6:00 - 8:00pm
» 作品紹介
ヴィベケ・タンベルグの作品は、ポートレイトを題材に社会の中で発生する精神的な自己アイデンティティや人間の多面性に焦点をあてています。
タンベルグはデジタルコラージュという技法を使い写真と映像を制作します。1996年に自分自身が双子の姉妹を演じた「Living Together」では、ふたつのイメージを合成させ、一家の日常を再構成しました。その後のシリーズでは友人の顏をデジタルコラージュで統合した「Faces」を制作し、様々な自己をそこに表現しました。また、1999年制作の「Beautiful」では理想的なプロポーションと美しいブロンド女性の身体に自分の顏を合成させました。
アイデンティティーの二重統合はタンベルグの基本要素となっています。自己理解とジェンダーの様相、文化の中で固定観念化される女性の「美」、それらの主題として何度も自分自身を登場させます。同時にそれは常に人間の問題意識が投写され、瞬間的に並べられたポートレイトを前にして、どれが本当のアイデンティティーであるかを示すのが不可能であるという表現でもあります
» 展覧会について
今回の小山登美夫ギャラリーでの個展では、実生活で妊婦になった自分のポートレイトを主題にした「Undo」と「Old Man Going Up and Down a Staircase」を発表いたします。
「Undo」は自分の妊婦の姿を撮影し、デジタルコラージュで物理的に不可能なポーズに変形させました。さらに変形した身体を強調させるため背後の空間も操作し変形させています。
「Old Man Going Up and Down a Staircase」シリーズでは、妊娠8ヶ月のタンベルグがマスクをかぶり古いスーツを身に付けて階段をいったりきたりしている姿が写し出されています。
妊娠により変形し過重量となった身体は老父であるかのような精神的変化をもたらしました。ビジュアルもタンベルグならではのユーモラスなモノクロ写真になっています。
また、project room / Tomio Koyama Galleryにて「Old Man Going Up and Down a Staircase」の映像作品も上映いたします。
» 作家プロフィール
ヴィベケ・タンベルグは1967年ノルウェー、オスロ生まれ。
1994年にノルウエーのカレッジ・オブ・アートベルケンを卒業後、1995年よりスエーデンのGothenburg大学にて写真を学びました。1998年から1999年までインターナショナル・スタジオ・プログラムによりニューヨークに滞在。現在はオスロを拠点に制作活動をしています。
主な展覧会に2004年オスロのAstrup Fearnley Museum of Modern Artでの個展、その他ベルリン、パリ、ロンドンなどで個展を開催しています。東京では1998年と2000年に小山登美夫ギャラリーにて個展を開催しています。
*写真をclickすると拡大画像がご覧になれます
installation view Tomio Koyama Gallery, 2004
©Vibeke Tandberg
installation view Tomio Koyama Gallery, 2004
©Vibeke Tandberg
ヴィべケ・タンベルグ :Archives
- Exhibitions
- Interview
- Gallery & Artist News
Upcoming exhibitions
- [小山登美夫ギャラリー京都]
- [TKG エディションズ京都]
- [小山登美夫ギャラリー東京 6F]

