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installation view at Tomio Koyama Gallery, 2008 © Daisuke Fukunaga
逆光に照らされ浮かび上がるものたち
"めおとモップ"が、一番最初にモップを見たときの印象で描いた絵で、そこから去年1年間かけて、モップがどんどん自分の癖だったり、好きなものを投影していっているような感じに変化していきました。
これ("untitled")は一番最後に描いたんですけど、一番最初の、モップが人に見えたっていうその時のイメージでもう一回描きたいなと思って、顔に見えるけど、まだモップらしさが残っているような、できるだけ過剰に表現しないように描きたいなあと思って。
そうですね、穏やかになりましたね、ちょっとね。
まあ、多少胃もたれ。(笑) がっちり描くと、"Workers4"のようになっていっちゃうんですよ、絶対。そうしないと成立しないっていうのがあるから。そのぎりぎりぐらいまでで、押しとどめたつもりなんです。うまくいっているかはわからないですが。
正直言うと、一番最初描き始めたときは気付かなくて。途中から離れてみたとき気付いたんですけど、多分この歪みも、大丈夫だと。そのままオッケーにしました。
でも平行四辺形というわけでもないかな、微妙な角度なんです。平行四辺形にはしたくない。微妙なゆがみで、今回展示しました。




L to R: "めおとモップ Married mops", 2006, oil on canvas / 60.6x50.0cm、"untitled", 2008 / oil on canvas / 162.0 x 130.5cm
"Workers 4", 2006, oil on canvas / 227.5 x 182.0cm、"The Light", 2008 / oil on canvas / 116.5 x 91.0cm © Daisuke Fukunaga
特別、室外機を取り上げたというわけではないんですけど、やっぱりその室外機がある場所、ですよね。目につくというとか。
多分独立して好きな要素。暗闇で何かを見ることが多くて。逆光に照らされて、ものが浮かんでくる。やっぱり裏側だと逆光になるんだと思うんですよね。おそらく。
夜描きます。
そうですか。
多分ライトに関していえば現実に受けた印象もあるけど、写真とか映画の影響もあると思います。
これはホテル。ブティックホテルというか。うらぶれた感じの。こういうホテルって、表側はきれいにしてるけど、裏は淀んでるかなあと思って。マンションとかも多分そうだと思うんですけど。ブティックホテルって変なところにあるじゃないですか。人里離れた高速道路脇とか、そういうところはやっぱり気になる。
あれは、ゴルフの打ちっぱなしの練習場です。
去年一年間モップっていう一つのモチーフに絞って描いてきて、それと今までの庭とか今回の看板とかの割と状況的な絵が、自分の中でどう接続しているのかというのが最大のポイントでした。それは何かの裏側にひしめいているモノの様子だったり、光に照らされているモノの迫力に対しての、自分の興味だと思います。自分の身近に感じる田舎っぽさのなかの狂気だったり、違和感、という共通点があるのかなと思って今回「Local Emotion」というタイトルを思いつきました。 前回は、出来合いの作品で構成された展覧会だったので、やっぱり今回は自分で構成した、ある一つのまとまったメッセージを持った展覧会にしたいというのがありましたね。なので今回がデビュー戦のつもりです。
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