About the Exhibition

小出ナオキ

In These Days
2008年1月12日(土) - 2月2日(土)
小山登美夫ギャラリー東京 7F
オープニングレセプション 1月12日(土)6:00~8:00pm
カタログ:『In These Days』(発行・小山登美夫ギャラリー 2008/5/25 ¥1,200 税込)
  • 小出ナオキ 展 In These Days 2008

» 作品紹介

小出ナオキは、自分自身や彼を取り巻く身近な人々を、デフォルメされた彫刻作品で表現します。やすりで削られたFRP(強化プラスチック)のつるりとした表面や、くすんだパステルカラーの色合い、極端に上下へ引き延ばされたような造形は、遊園地のアトラクションや街角のキャラクター人形を彷彿とさせますが、茫洋とした彼らの表情にはどこか現世を超越した穏やかな笑みが浮かび、パブリックな存在としてのキャラクターとはかけ離れた、親密でどこか不気味ですらあるもの静かなたたずまいを見せています。時には小さなカバやサンショウウオ、カエルや猫といった動物達も仲間として登場します。
前回、小山登美夫ギャラリーで行った個展『marriage』では、結婚式の衣装を身にまとった作家夫妻の像と、それらを実際に式場に設置して撮影した家族のポートレート写真が展示されました。また作家のアトリエをかたどった立体では、その屋根の上に小鬼のような奇妙な護り神の姿になった友人達が配され、人の形になった入道雲のレリーフも登場するなど、異界と現世が混ざり合う、作家の目から捉えた不可思議な日常世界が展開しました。

» 展覧会について

『In These Days(最近のこと)』と題された本展は、『marriage』のその後の作家を追う展覧会です。
メインとなる高さ3メートル近くの立体作品『picnic with undead』では、大きな雲の城のようなあの世ともこの世ともつかない場所で、他界した家族と今この世に生きる作家自身や家族とが、邂逅する場面が表現されています。
にこやかな笑みをたたえた雲の内部には、作家の身の回りの日常風景がやわらかく描かれ、あたかも子供達の遊び場のようです。また、これまで繰り返し登場してきた作家と彼の妻のカップル像、彼らを異界へと導く、トーチカを掲げた雲の精など、3点の彫刻作品と、写真作品が展示される予定です。

» 作家プロフィール

小出ナオキは1968年、愛知県生まれ。1992年に東京造形大学造形学部美術学科を卒業。現在は東京を拠点に制作活動を行っています。
2003年、岡田聡氏キュレーションによるグループ展『マジック・ルーム』(Project Room/小山登美夫ギャラリー)に出展後、2004年の個展『二人の浴室』、06年『Marriage』に続き、小山登美夫ギャラリーでは3度目の個展です。
その他の主な展覧会に、『カフェ・イン・水戸』(04年、水戸芸術館、茨城)、『マジカル・アート・ライフ』(06年、トーキョーワンダーサイト渋谷、東京)、『Fiction@Love』(上海近代美術館、上海)などがあります。

お問い合わせ先:

[ 小山登美夫ギャラリー ] プレス担当:大森智子 TEL:03-3642-4090

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