About the Exhibition

桑原正彦

夏の終わりに
2007年9月1日(土) - 9月22日(土)
TKG Contemporary:小山登美夫ギャラリー東京 6F
オープニングレセプション 9月1日(土) 6:00 - 8:00pm
  • 桑原正彦 展 夏の終わりに 2007

» 作品紹介

桑原正彦の絵画作品は、現代社会に生きる私たちが普段見過ごしている世界の奇妙さを、軽妙にすくいとってみせます。都市部の淀んだ水辺に生息する奇妙な動物、体の半分がハムになってしまった畸形の豚のような生物、その他名前すらつくことのない無数のキャラクター、或はチラシや雑誌広告に毎日のように掲載される、無名の女性モデルたち---これらは、全てのイメージが消費されていくこの世界において、いわば最も安価な場所にいるからこそ、悲哀を帯びた聖なる美しさを秘めています。
現代の都市生活者が抱える空疎な孤独感が、時にユーモラスなモチーフでやわらかな色彩とともに描かれることによって、ある種の救済としてはたらいているかのようです。

» 展覧会について

本展では、1996年から2001年までの、風景を描いた作品をご紹介いたします。
潮干狩りを連想させるような、浜辺に打ち寄せられた貝が素朴なタッチで描かれる『ピンク色の浜 pink beach』(96年)から、雑草の茂った草むらのような、より抽象的な風景が展開する『その後 After That』(00年)、ぼかされた色面で地平線だけが表現されている『緑地Green Field』に至るまで、どこかしらに空虚さを漂わせた、都市の風景が浮かび上がります。

» 作家プロフィール

桑原正彦は1959年東京都生まれ。
小山登美夫ギャラリーでは、99年『眺め』、01年『暮らしと膿』、05年『土地開発』に続いて4度目、2年ぶりの個展となります。
その他の主な展覧会に『TOKYO POP』(96年、平塚市美術館、神奈川)、『The Japanese Experience - Inevitable』(02年Ursula Blickle Stiftung財団、クライヒタール、ドイツから、04年ザルツブルグ近代美術館、オーストリアへ巡回)、『POPjack: Warhol to Murakami』(02年、デンバー現代美術館、コロラド)、『リボンの騎士の秘密の森』(04年、M.Y. Art Prospects<太郎知恵蔵キュレーション>、ニューヨーク)、『ポートレート・セッション』(07年、広島市現代美術館/ナディッフ、東京)などがあります。

お問い合わせ先:

[ 小山登美夫ギャラリー ] プレス担当:大森智子 TEL:03-3642-4090

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