About the Exhibition

マーカス・コーツ 展

大和日英基金アートプライズ受賞記念展
2009年11月7日(土) - 11月21日(土)
小山登美夫ギャラリー東京 7F
オープニングレセプション 11月7日(土) 6:00 - 8:00pm
*[アーティスト・トーク&パフォーマンス] アカデミーヒルズ(六本木ヒルズ森タワー): 11月9日(月) 7:00 – 8:30pm
  • マーカス・コーツ 展 大和日英基金アートプライズ受賞記念展 2009 マーカス・コーツ

» 作品紹介

コーツの映像作品、インスタレーション、パフォーマンスは、人間と動物に共有された認識やその双方の文化の進化論に関する考察をテーマにしています。鹿など動物の毛皮をかぶった呪術的な儀式のパフォーマンスを通して、人間界を超越した世界とのコミュニケーションを図ります。
コーツは自身のパフォーマンスを記録した映像作品などを通して「別の何者かに変身することで人間である自分の境界を押し拡げ、その可能性を探る」(テート・トリエンナーレ2009カタログ "ALTERMODERN" curated by Nicolas Bourriaud より)と語っています。

» 展覧会について

本展は、今年6月に大和日英基金アートプライズを受賞した映像作家、マーカス・コーツによる日本で初めての個展です。
今回の個展では、Dawn Chorus(夜明けのさえずり)と Intelligent Design (インテリジェントデザイン)を出展します。「夜明けのさえずり」(2006)はコーツの代表作で、鳥の声を解析しその音符を人が再現することによって、人が恰も鳥が囀るように喋るという不思議な映像を、マルチチャンネル・ビデオインスタレーションで展示します。また「インテリジェントデザイン」は、2008年にガラパゴス 諸島にて制作されました。2億5千万年間も存在する最も古い種のひとつであるゾウガメが成功に至らない交尾に立ち向かうという含みのある映像作品です。
本アートプライズ審査委員長を務めたジョナサン・ワトキンス(アイコン・ギャラリー館長)は「コーツは類いまれな視点をもつアーティストに成長しました。現在の彼の作品は、過去のどれにも勝り、素晴らしい」と評しています。
また、大和日英基金事務局長、マリー・コンティヘルム教授は、「エネルギーを感じるコーツの個展は、大和日英基金アートプライズの趣旨、英国アーティストに日本への扉を開くということを実現してくれています」と述べています。

主催:小山登美夫ギャラリー、大和日英基金

協力:大和証券グループ本社、財団法人東京都歴史文化財団、トーキョーワンダーサイト、森美術館


[アーティスト・トーク&パフォーマンス] アカデミーヒルズ(六本木ヒルズ森タワー): 11月9日(月) 7:00 – 8:30pm
出演:マーカス・コーツ、ジョナサン・ワトキンス(アイコン・ギャラリー館長) 参加費無料、先着順、定員100名
主催:大和日英基金 協力:森美術館、アカデミーヒルズ、ブリティッシュ・カウンシル
申込み:詳細は www.academyhills.comをご覧ください。

» 作家プロフィール

1968年ロンドンに生まれ、ケント芸術大学で学び、ロイヤル・アカデミー・オブ・アートで絵画を専攻。現在、ロンドンを拠点に活動を行っています。
Workplace Gallery(ゲーツヘッド、イギリス、09年)、ホワイトチャペルギャラリー(ロンドン、07年)などで個展を行うほか、今年のテート・トリエンナーレ2009に参加して話題を呼びました。グループ展では"A Duck for Mr. Darwin"(バルティック現代美術センター、ニューカッスル、イギリス、09年)、"Laughing in a Foreign Language"(ヘイワード・ギャラリー、ロンドン、08年)、"Martian Museum of Terrestrial Art (火星立地球美術館)" (バービカン・アート・ギャラリー、ロンドン、08年)などにも参加しており、国際的に活躍しています。07年には、映像作品"Dawn Chorus" がヴェネツィア・ビエンナーレにて発表されています。
日本では、2006年に越後妻有トリエンナーレの一環として、グライズデールアーツ「七人の侍」プロジェクトに参加。新潟県十日町峠村に約1ヶ月滞在し、東京池袋でもパフォーマンスを披露。その成果はリバプール・ビエンナーレで発表されました。

[大和日英基金アートプライズについて]
大和日英基金アートプライズは、 英国のアーティストに日本への扉を開き、両国のアーティストの交流、交換事業を支援することを目的に、2008年10月、フリーズアートフェア開催にあわせ創設が発表されました。応募資格は、過去に日本で「個展」を行ったことがない英国のアーティストで、表現媒体は問わず、受賞者一名には、小山登美夫ギャラリーで個展を開く機会、日本への渡航、5000ポンドが授与されるというユニークな現代美術賞です。
予想を遥かに上回る900件近い応募があり、3月に二日間に亘って第一次選考が行われました。その結果、マーカス・コーツ、アダム・ダント、ベドウィア・ウイリアムズが最終選考に残り、この3氏による展覧会が、6月15日から7月17日、ロンドンの大和日英基金ジャパンハウスにて開催されました。そして、展覧会のオープニングで、マーカス・コーツの受賞が発表されました。

<審査委員は次の各氏>
ジョナサン・ワトキンス [審査委員長、IKONギャラリー(バーミンガム)館長]
片岡真実 [森美術館チーフ・キュレーター、ヘイワードギャラリー(ロンドン)国際アソシエイトキュレーター]
小山登美夫 [小山登美夫ギャラリー オーナー]
ジョアナ・ピットマン [英国タイムズ紙美術評論担当、元タイムズ紙日本特派員]
エドモンド・ドゥ・ヴァール [陶芸家、ウェストミンスター大学教授]

[大和日英基金について]
The Daiwa Anglo-Japanese Foundation(大和日英基金)は、英国と日本の相互理解促進を支援する代表的な英国のチャリティ(非営利団体)です。1988年に大和証券株式会社(現大和証券グループ本社)の寄付により設立され、主な事業には、大和スコラーシップ、助成・表彰事業、大和ジャパンハウスでのイベントプログラムがあります。
大和スコラーシップは、将来指導的立場になりうる英国の学卒者に充実した日本での滞在経験を提供し、そこで築いた個人的ならびに専門分野でのつながりを長期的に生かし、日本への理解をより深めてもらうことを目的としています。これまで120名近い英国の若者が本スコラーシップを受けました。
助成・表彰事業の対象は、アーティスト、大学研究者、市民団体、研究専門機関など多岐にわたり、2008年度は助成総額572,437ポンド(為替変動があるが総額約1億円)の贈呈を決定しました。
大和ジャパンハウス(ロンドンの基金本部)は、英国における日英交流の拠点として、セミナー、展覧会、出版記念会など、年間を通し様々なイベントを開催しています。また、 日英交流の会合に利用できる会議施設、短期滞在者用研究スペースも備わっています。
東京事務局では、日本での活動業務を担当し、日本滞在中の大和スコラーのサポート、国内の助成申請事務を担当しています。他の日英関係機関とも連携しており、一般的な問合せも受付けています。詳しくは以下のウェブサイトをご覧下さい。
The Daiwa Anglo-Japanese Foundation(大和日英基金):www.dajf.org.uk

お問い合わせ先:

[ 小山登美夫ギャラリー ] プレス担当:大森智子 TEL:03-3642-4090

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