桑久保 徹 展、ゲルト&ウーヴァ・トビアス 展

2008年7月19日(土)- 8月9日(土)

オープニングレセプション 7月19日(土) 午後6時 - 8時


gallery1, 2(7F)

桑久保 徹 展    "World Citizens with the White Boxes"

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桑久保徹は1978年、神奈川県座間市生まれ。2002年多摩美術大学絵画科油画専攻卒業。現在も神奈川県を拠点に活動を行っています。2002 年、東京都現代美術館主催のトーキョーワンダーウォール公募2002で「トーキョーワンダーウォール賞」を受賞。2004年のGEISAI-5にて、小山登美夫がスカウトしました。小山登美夫ギャラリーでは、05年の個展以来3年ぶり、2度目の展覧会です。
「最近、何を見ても絵の中のモチーフのように見える」という作家の、大きな海岸のペインティングと小さな風景画や静物画を展示いたします。
展覧会タイトル「World Citizens with the White Boxes」は、彼がヨーロッパに滞在中、エスカレーターを上ってくる女性がまるで彫像のように見えたことから、全ての人が白い箱の台座を持った彫刻だとしたら、という小さな幻想から来ています。20世紀の日本人洋画家のように渡欧を経た作家の、今の視点をどうぞご高覧ください。

Toru Kuwakubo, 2008

©Toru Kuwakubo, 2008

TKG Contemporary(6F)

ゲルト&ウーヴァ・トビアス 展

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ゲルト&ウーヴァ・トビアスは双子の兄弟から成るユニット・アーティストです。彼らの作品は、既存のホワイトキューブではない、オリジナルの展示空間を構築するところから始まります。
その中心をなすのはまず、2m四方を超える巨大な木版画であり、さらに陶器の彫刻や、ドローイングが加えられます。彼らの出身地であるルーマニア、トランシルヴァニア地方の古い民話を思わせる、魔女や悪霊などの物語的なモチーフが、多くの木版画では抽象的な図形の複雑な組み合わせによって、ドローイングではよりフィギュラティヴに表現されます。
もっともらしい台座の上に乗せられる陶製の人形は、恐ろしくもどことなくユーモラスな風体です。壁の色はグラフィカルな矩形に区切られ、まるで巨大な美術館で古い名画を観ている時のような、落ち着きのある深い色に塗り変えられていきます。また、タイプライターの周りに紙を回転させて作られるドローイングのシリーズ、展覧会ごとに彼ら自身が作るオリジナル・ポスターの木版画など、彼ら自身の図像学を巡る多彩なアプローチが、独特の絵画的な喜びとユーモアを持って披瀝されます。

Gert & Uwe Tobias, 2008

© Gert & Uwe Tobias, 2008