名知聡子

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名知聡子は1982年東京生まれ。
名知聡子の作品には、たびたび作家本人や、友人が描かれます。叶わなかった想いや、こうありたかった状況など、作家自身に現実に起こった出来事や、友人から聞いた話しをもとに、濃く、深く考え続けた内容を、画面に描き出していきます。それは、作家の想い人とのエピソードであったり、友人の個人的な相談だったりするのですが、それらを繰り返し思い返したり、練り回したりし続けるうちに、個人的なディテールは見えなくなっていき、そこから浮かび上がるエッセンスのようなものだけが残り、それが作品に強度を与えていきます。特徴である細かい筆致や、象徴的なディテールは、観客に強い印象を与えます。
また、名知のペインティングのサイズは大きなものが多く、オペラシティで発表された「幸福と絶望」においては長さ11メートルいう大きさです。それは、観客を包み込み、自分の描き出す世界以外を見えなくしたいからだ、と名知は言います。


1982 東京都生まれ
2005 名古屋芸術大学美術学部卒業
  現在,愛知県在住

個展

2010
「告白」小山登美夫ギャラリー、東京

2008
「プロジェクトN 名知聡子」東京オペラシティーアートギャラリー、東京

グループ展

2011
「子どもアートinみえ」三重県立美術館、三重
「JAPANCONGO」Le Magasin - Centre National d'Art Contemporain、グルノーブル、フランス

2010
「あいちアートの森 豊田プロジェクト 知覚の扉Ⅱ」喜楽亭、豊田市、愛知
「VOCA展2010 現代美術の展望-新しい平面の作家たち」上野の森美術館、東京
「Unique Commons -わたしだけのみんなのもの-」 名古屋芸術大学 Art & Design Center内ギャラリー展示場+Z棟1F特別展示室、名古屋、愛知
「Passion Fruits Picked from The Olbricht Collection」 me Collectors Room Berlin、ベルリン、ドイツ
「FACES」 1223現代絵画、東京

2009
「花・風景 モネと現代日本のアーティストたち」熊本市現代美術館、熊本
「neoneo展 Part2 [女子]」高橋コレクション日比谷、東京

2007
「第26回損保ジャパン美術財団選抜奨励展」損保ジャパン東郷青児美術館、東京
「新進アーティストの発見inあいち」愛知芸術文化センター、名古屋
「daily work 2007」dot、北名古屋
「GIRLEXHIBITION」Lギャラリー、名古屋

2006
「ホームメイド」,+ギャラリー、江南,愛知

2005
「daily work」,dot、北名古屋

パブリックコレクション

高橋コレクション
熊本市現代美術館
ピゴッツィ・コレクション
ドマスコレクション
オルブリヒト・コレクション

参考文献

・能勢陽子 「学芸員レポート『ホームメイド』展」,『artscape アートスケープ』,大日本印刷株式会社,2006年3月7日
・吉住琢二 「個性派沿線ギャラリー 若手作家ら発表の場に」,『朝日新聞』,2006年3月1日
・堀元彰  (「美しい結末」推薦理由),『第26回損保ジャパン美術財団選抜奨励展』,財団法人 損保ジャパン美術財団,2007年3月,p.55
・名知聡子 (コメント),『「新進アーティストの発見inあいち」実施報告書』,新進アーティストの発見inあいち実行委員会,2007年3月,p.32
・原久子  「展覧会レビュー『新進アーティストの発見inあいち』美術部門展示」,『artscape アートスケープ』,大日本印刷株式会社,2007年4月15日
・山内宏泰 「特集『アートマーケット』のしくみが知りたい! コレクター訪問 2」,『美術手帖』,美術出版社,2007年4月号,p.6
・名知聡子 (インタビュー),『Artholic』,Artholic Freepaper,vol. 9,2007年12月15日

  • 名知聡子
  • Satoko Nachi
  • 出身:東京都

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